古事記や日本書紀に日本のはじまりの島と記されている淡路島。世界最長の吊り橋・明石海峡大橋を渡れば、そこは温泉あり、グルメあり、関西随一のリゾートアイランドだ。
ここ数年新しい施設が次々と誕生し、注目度が急上昇中の淡路島を縦断、鳴門海峡を渡って四国へ。“うどん県”として名をはせる讃岐うどんの本場・香川では、「こんぴらさん」へお参りし、“日本のウユニ塩湖”父母ヶ浜(ちちぶがはま)の絶景を拝観する。
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“美しいデザインと意のままの走り”を兼ね備えた新価値SUV「ZR-V」
朝から降り続く雨の中、明石海峡大橋を渡って淡路島へ。発表したばかりの新型SUV「ZR-V」の最上級グレード、「e:HEV Z」はハイウェイを爽快に駆ける。「CIVIC e:HEV」で新開発した、2リットル直噴エンジンと2モーター内蔵電気式CVT「スポーツ e:HEV」をSUVに初搭載。V6・3リットルエンジンに匹敵するモーターならではの力強い加速で、約1.6トンのボディを軽々と引っ張っていく。
海沿いの小高い丘の小学校がおいしく楽しい施設に
カラフルにリノベーションされた旧野島小学校の校舎を背に
淡路島でまず訪れたのは、閉校になった野島小学校をリノベーションし、2012年にオープンした「のじまスコーラ※」。比較的新しかった校舎を活用して、地元野菜や特産土産を販売するマルシェ、淡路島産の食材が味わえるカフェ、レストラン、毎日焼き立てのパンが買えるベーカリーを展開。またヤギや羊にポニー、アルパカといった動物たちと触れあえる「のじま動物園」も、駐車場として再利用する校庭の向こう側にある。さらに日本の夕日100選が楽しめるBBQテラス(冬季休業)や、ペットと一緒に食事ができるドッグテラスもあり、ぜひ家族で訪れたい複合観光施設だ。
※スコーラはイタリア語で学校の意味
20種類以上の淡路島野菜たっぷりのサラダにスープ、フォカッチャはビュッフェ形式で食べ放題
メインはパスタ、カレー、スペシャルの中からセレクト。この日選んだのは「淡路玉ねぎのアマトリチャーナ」と「淡路牛すじカレー」
チューするアルパカはみんなの人気者
“国生み”由来の神社は荘厳な空気に包まれて
伊弉諾神宮前を走る「ZR-V」
島の西海岸、通称・淡路サンセットラインを南へ走って向かうのは、淡路島が「国生みの島」といわれる由来の神社「伊弉諾神宮」(いざなぎじんぐう)。
わが国最古の歴史書「古事記」や国史「日本書紀」の冒頭の「国生み神話」では、男神の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と女神の伊弉冉尊(いざなみのみこと)が国生みの儀式を行い、最初に誕生したのが淡路島。続いて四国、隠岐、九州、壱岐、対馬、佐渡、本州と生まれ、「大八洲」(おおやしま)という古代日本の国土ができ上がったとされている。その伊弉諾尊、伊弉冉尊の2神を祀る、日本最古の神社が「伊弉諾神宮」だ。境内は国生みに始まるすべての神功を遂げた、伊弉諾尊の神宅の旧跡と伝えられ、神々しい趣が漂う。
神々の伝承が生き続ける聖なる社
拝殿で手を合わせて、夫婦・家族の絆を祈る
瀬戸内海と高松市街を一望できる宿 〜夕凪の湯 HOTEL花樹海〜
ホテルへの坂道を軽快に走る「ZR-V」
高松自動車道・高松壇紙ICから約10分。高松市内の峰山緑地公園の東側面に位置し、四季折々の「花」や「樹」に囲まれ、眼下に「海」を望むことからその名がついたHOTEL花樹海。くねくねと曲がる坂道を登ると、「喜代美山荘」という別名とはまるでイメージの異なる近代的建物。山肌に沿って建てられているため、客室からは瀬戸内海の島々と、夜には光り輝く高松市街の夜景が眼下に広がる。1階客室は、天然一枚岩の御影石をくりぬいた豪華な露天風呂付きの部屋で、2016年にリニューアルして誕生。温泉に浸り、心和む時間をひとり占めできる。
ナトリウム炭酸水素塩泉はとろりとした肌触りが心地よく、角質化した肌に潤いを与え、入浴後はつるつるすべすべに。女性にはうれしい美肌効果の高い「美人の湯」だ。
食事は地産地消、季節ごとに旬の食材を厳選して提供。瀬戸内海の幸を心ゆくまで堪能できる。
都心のホテルのようなたたずまいの「花樹海」
瀬戸内海産の海の幸や山の幸をメインに、讃岐の四季を目と舌で味わう
※モデルは撮影時のみマスクを外しております。撮影スタッフ含め、マスク着用およびソーシャルディスタンスを守って撮影を行っております。
※本取材地へのお出かけの際にはマスクの着用、消毒、ソーシャルディスタンスの確保などの対策をとってお出かけください。
※各施設、アクティビティの営業時間等、詳細はそれぞれお問い合わせください。